2017年華中遠征記録9日目(南昌→上海)
9日目は朝一で南昌起義紀念館へ。
何でも一回の入場人数に制限があるらしく、入れませんでしたとなるのも残念なので、開館凸を狙った。
行列はできていたものの、幸いそこまで長くなく、難なく入場できた。
なおこの待機列で大学院入試の合格を確認した。
博物館内はいたって普通の革命博物館という趣で、特に目新しいものはなかったが、相変わらずジオラマや展示の配置方法が凝っていて感心した。党史に関わるので当然といえば当然だが。
博物館の隣には、南昌蜂起の際に紅軍が指揮所を置いていた建物が残っており、一般開放されている。
紀念館を後にし、滕王閣に向かった。
実は南昌に来た目的の8割ぐらいは紀念館だったので、これ以降は行き当たりばったりで動いている。
滕王閣の存在を知ったのもこの前日なのだ。
中には南昌の歴史に関する展示があったが、かなり簡潔だった。
江西出身で科挙に受かった者の名簿もあり、相当な名誉だったのだなと感じた。
とはいえ数百年に渡って自分の名前を晒され続けるのか……
滕王閣は江西省博物館にもほど近い。
というわけで実際に行ってみた。
自然科学館と歴史館に分かれており、そこそこの広さがあったが、全体的に閑散としていた。一応省レベルの博物館なんだからもっとがんばってくれ。というかもっと行ったれ。
この後は完全にノープランだったので、南昌市街地を徘徊。
ウォルマートで買い物したり、八一広場でダラダラしたりしていた。
この日は夜行で上海に向かった。
南昌から上海までは夜行で行くほどでもないのだが、夜行列車に乗りたい気持ちを抑えられず、ついつい切符を取ってしまった。