四川・陝西中国史遺跡の旅8、9日目 ~兵馬俑&怒涛の帰国編~
さて、実質最終日の8日目は、兵馬俑に向かう。
バスに揺られて西安郊外へ。
これは兵馬俑博物館敷地内にいた猫。
団体客にかわいがられていた。
兵馬俑博物館はかなり入場料が高いのだが、それ相応のものが見られると言っても良いだろう。
なお、日本の(というか外国の)学生証では割引してくれなかった。
これがメインの建物にある坑。
圧巻という他ない。
ここはかなり観光客が多かったため、正面から撮影するのには苦労した。
続いては青銅器の展示館。
かの有名な銅馬車をはじめとした青銅器が多く展示されている。
博物館を出た後は、無料のバスに乗って秦始皇陵へ。
ここはとてつもなく広く、徒歩で散策するには骨が折れた。
レンタサイクルもあったが、貸出所のお姉ちゃんはずっと怖い顔でスマホを弄ってた。
ここの散策で心が折れたため、市内に戻ってから予定していた観光をいくつか取りやめて、お土産探しがてら西安市街地を散歩することにした。
まずは鐘楼に登ってみる。
ちょうど演奏が始まる時間であり、人民に紛れて会場(鐘楼の中)に入った。
蛍の光を含む3曲程度を演奏してくれた。
日本語読めるんかいな。
中国最後の夕食は餃子。
非常に美味でした。
完飲。
夕日の西安。
最後に綺麗な写真も撮れたし、気持ちよく日本に帰れる…はずだった。
その日の深夜、猛烈な吐き気とともに目が覚めた。
リバース寸前だったためすぐにトイレへ。
直後今度は腹の中で下痢等が暴れ出し、上下ともに大変なことに。
私は、上を捨てる覚悟をした。
……というか捨てた。
そう、なんと最終日に腹を下したのである。
原因は恐らく兵馬俑から帰ってきた後に食べたファーストフードセットについていたコーラの氷と思われる。
皆さんも氷には注意されたし。
そんなこんなでボロボロになりながら翌朝チェックアウトし、空港へ。
しかし、早く着きすぎて空港のロビーでかなり待たされたり、突然のゲート変更があったりで、最終日の西安の写真はおろか、日本到着の写真すらない。
ごめんなさい。
それでも北京の空港でかなり寝たこともあり、日本に着くころにはある程度マシになっていた。
なお、帰国後熱が出た。
はい、ということで長きにわたる中国旅行記もひとまず完結。
旅行中の細かい事情(諸費用とかバス事情とか)については余力があったら書くかもしれません。
それではさようなら。