四川・陝西中国史遺跡の旅7日目 ~茂陵と西安市内満喫編~
西安での最初の朝。
この日は郊外の茂陵へ向かった。
途中タクシーに乗り合わせた女の人と話したのだが、学校の先生だそうで、英語が堪能だった。
茂陵に到着した直後雨が降り始める。
漢中に傘を置いてきたのでかなり焦ったが、すぐにやんだので事なきを得た。
茂陵は漢の武帝の墓だが、茂陵博物館自体は霍去病の墓を中心に展開されている。
これは霍去病の墓碑。
そして墓碑の目前にある匈奴を踏みつける馬の石像。
墓碑の後ろに小高い丘があり、そこに登ると周辺を一望できる。
下の写真で正面に見えているのが茂陵本体であろうと思われる。
ここには徒歩で到達できるようだったので、博物館の脇道から進軍するも、地面が悪すぎて撤退せざるを得なかった。
これは途中で見つけた、衛青神廟を名乗る怪しげな建物。
怪しすぎたので結局突入はしなかった。何だったのだろうか。
その後帰還のためにタクシーを待つもなかなか来ず、観念して三輪タクを利用しようとしたところ、三輪タクの主のおばちゃん人民が、自分の夫(推定)が運転する乗用車に乗せてくれた。
この夫氏は寡黙な人であったが、無事にバスターミナルまで送り届けてくれた。谢谢。
さて、西安帰還後は張学良公館へ。
ここはかつて張学良が実際に暮らしていた場所で、洋風なつくりになっている。
これは当時を再現した展示。
そして晩年の張学良。
こわいわ
ここも革命史跡ということで無料で入場できるので(要身分証・パスポートでおk)、是非行こう(ダイレクトマーケティング)。
お次は興慶宮公園。
ここは唐代の宮殿の跡地で、今は公園になっている。
こんな風に、西洋式の即席遊園地もある。
また、ここには阿倍仲麻呂の記念碑がある。人民の憩いの場となっている。
興慶宮に来たのはこれが目的だったので、予定より早く観光が終わってしまった。
というわけで城壁外を散策してみた。
城壁の南側は公園のようになっていて、楽器の練習をする人民や、キックボードを乗り回す子供などが見受けられた。
この後城壁内に再度入り、繁華街へ。
ここは流石に若者が多く、日本の繁華街と変わらぬ雰囲気。
シャッターを下ろしている店も多かったが…
ゲームセンターもあったのでまさかと思って入ってみると…
よっしゃ太鼓やんけ!
太鼓の達人は二つの筐体があって、写真の筐体はプレイするとすぐに落ちた。
隣の筐体は最新版で、日本の曲の方が多かった記憶。
太鼓もそこそこに晩飯の調達に向かう。
回民街に再突入し、トルネードジャガイモと羊肉串を喰らう。
その後近くの市場で毛主席グッズを買って宿に帰還し、この日は終了。
いや~大都市って楽ですね~