湯豆腐草堂

主に海外旅行記(ほとんど中国)をまとめていく予定です。不定期更新。

2018年長征:6日目(漢中→西安)

6日目のメインは漢中観光。

前回訪問時に行かなかった武侯墓(諸葛亮の墓)を見に行くことにした。

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朝の漢中。2015年の訪問時と同じアングルで

武侯墓は隣町の勉県にある。漢中からはバスで1時間ほどだ。

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漢中の町に溶け込む古虎頭橋。魏延馬岱に斬られた場所である

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勉県の風景。漢水にかかる橋の付近は青空市場になっていた

武侯墓は勉県武侯祠と並んでこの地域の観光資源の一つ……のはずなのだが、どうやら勉県バスターミナル付近から武侯墓までの公共交通機関は今のところ存在していないようだ。

……ということで、バスターミナルから1時間ほど歩く羽目になった

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武侯墓の全容。かなり広い

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催し物ができそうな舞台だが、それらしき告知は見当たらなかった

建興12年(234)、五丈原にて陣没した諸葛亮は、遺言通り漢中・定軍山のふもとに埋葬された。1800年近くが経った今でも献花は絶えないようだ。

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武侯墓本体。墳丘はそこそこ大きめ

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墓所の最奥部には「真墓」もある。詳細は不明

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ジオラマ展示も。出来は微妙

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周辺の三国志関連史跡一覧。アクセスは……

武侯墓からさらに南へ徒歩で20分ほど行くと、定軍山が見えてくる。

こちらも三国志ファンにはたまらない場所だが、ここの三国志要素は控えめだ。

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史跡というよりは山林公園に近い。これは「それっぽい」スペース

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櫓の上から北方を望む

定軍山に着いた時点で疲れ切っていた筆者は、ここから登山する気にはなれず、中腹でやむなく引き返した。武侯墓を過ぎたあたりで運よくタクシーを拾えたためこれに飛び乗り、勉県バスターミナルへ帰還。この日の宿泊地である西安を目指す。

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バスターミナルの風景

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西安到着の頃には日は暮れていた

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3年ぶりの夜景

西安に来た最大の目的は同盛祥の羊肉泡饃である。

というか、そもそも翌朝には延安に向かうため、西安要素はこれぐらいしかないのだ。

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羊肉泡饃。最初に器とパンが運ばれてくるので、自分でちぎって置いておくとスープを入れてくれる

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ついでに肉夾饃も注文