2018年長征:6日目(漢中→西安)
6日目のメインは漢中観光。
前回訪問時に行かなかった武侯墓(諸葛亮の墓)を見に行くことにした。
武侯墓は隣町の勉県にある。漢中からはバスで1時間ほどだ。
武侯墓は勉県武侯祠と並んでこの地域の観光資源の一つ……のはずなのだが、どうやら勉県バスターミナル付近から武侯墓までの公共交通機関は今のところ存在していないようだ。
……ということで、バスターミナルから1時間ほど歩く羽目になった。
建興12年(234)、五丈原にて陣没した諸葛亮は、遺言通り漢中・定軍山のふもとに埋葬された。1800年近くが経った今でも献花は絶えないようだ。
武侯墓からさらに南へ徒歩で20分ほど行くと、定軍山が見えてくる。
こちらも三国志ファンにはたまらない場所だが、ここの三国志要素は控えめだ。
定軍山に着いた時点で疲れ切っていた筆者は、ここから登山する気にはなれず、中腹でやむなく引き返した。武侯墓を過ぎたあたりで運よくタクシーを拾えたためこれに飛び乗り、勉県バスターミナルへ帰還。この日の宿泊地である西安を目指す。
西安に来た最大の目的は同盛祥の羊肉泡饃である。
というか、そもそも翌朝には延安に向かうため、西安要素はこれぐらいしかないのだ。