湯豆腐草堂

主に海外旅行記(ほとんど中国)をまとめていく予定です。不定期更新。

2019-01-01から1年間の記事一覧

2018年長征:2日目(香港→広州→長沙)

空港泊を経た筆者は、早朝に香港国際空港を脱出し、広州に向かった。 MTRで紅磡駅に移動し、そこから国際列車に乗り込んで広州を目指す。 直達列車で広州へ 紅磡駅。一応免税店もあるが、雰囲気は寂しい 広州東駅に到着した後は、すぐに銀行へ向かった。この…

2018年長征:1日目(関空→香港)

1934年、江西省瑞金に拠点を置いていた中国工農紅軍は、国民革命軍による度重なる包囲戦に耐え切れず、遂に根拠地を放棄して移動を始めた。これは、1万km以上を徒歩で行軍する過酷な移動となり、1936年に陝西省延安に到達した時点で、瑞金出発当初総兵力8万…

2017年華中遠征10~12日目(上海→日本)

朝9時半頃に上海南駅に到着した。 この日は船に乗らねばならなかったので、観光は簡単に済ませてフェリーターミナルへ向かった。 朝の上海南駅 本旅程最後に立ち寄ったのは龍華寺。 創建は三国呉の時代に遡る。孫権の母によって創建されたのだという。 今残…

2017年華中遠征記録9日目(南昌→上海)

9日目は朝一で南昌起義紀念館へ。 何でも一回の入場人数に制限があるらしく、入れませんでしたとなるのも残念なので、開館凸を狙った。 行列はできていたものの、幸いそこまで長くなく、難なく入場できた。 なおこの待機列で大学院入試の合格を確認した。 建…

2017年華中遠征記録8日目(武漢→南昌)

8日目は朝から湖北省博物館を見学した。 省の博物館なだけあって巨大だ 越王勾践の剣 編鐘は想像以上に大きかった 広いだけあって見どころも多く、博物館を回るだけで午前中が終わってしまった。 列車の時間の関係上、武漢観光は午前中で切り上げて駅へ向か…

2017年華中遠征記録7日目(赤壁)

華中遠征7日目は、三国志を知らない人でも一度は耳にしたことがあるだろう(要出典)赤壁を訪問した。 朝の武漢駅。高鉄の時間にギリギリでダッシュしていたため、写真がぶれまくっている 赤壁北駅の目の前にあるマンション群。駅周辺は再開発されたのだろうか…

2017年華中遠征記録6日目(宜昌→武漢)

当陽を観光した後はバスで宜昌に移り、そこで一泊した。 そういうわけで、6日目は宜昌からスタートだ。 宜昌は三峡下りの拠点として有名だが、今回の目的は猇亭古戦場、すなわち夷陵だ。 当日はあいにくの大雨だった。受付の服務員同志が傘を貸してくれた。 …

2017年華中遠征記録4日目(襄陽→当陽)

4日目は前日の積み残しからスタート。 馬躍檀渓遺址 前日発見できなかったのはまさにこの檀渓であった。 実は近くまでは行っていたようなのだが、幹線道路から少し奥まった所に位置していたため見逃していたのだ。 檀渓とは、劉表の部下・蔡瑁らに暗殺されそ…

2017年華中遠征記録3日目(南陽→襄陽)

3日目の朝食は車内販売の弁当(盒饭)にした。 饅頭がデカすぎてフタが閉まっていなかった。手前は雑穀のお粥 野菜が中心だったのだが、これがなかなか塩辛く、思った以上にお粥が進んだ。 そうこうしているうちに(遅延しつつも)南陽に到着。初の河南省である…

2017年華中遠征記録1・2日目(北京)

2017年9月15~25日、大学入学以来3度目の中国渡航を行った。 今回は北京からスタートし、南陽(河南省)、襄陽、当陽、宜昌、武漢(以上湖北省)、南昌(江西省)と移動して、最後は上海から海路で帰国する、というルートを採った。 1日目は夕方頃に北京に到着。 …

2016年南巡+北京の旅10日目

最終日は午後の飛行機で帰国予定だったので、観光は控えめ。 雨の中まずは田子坊へ。 雨の田子坊 ここはオシャレ雑貨やファッションの店が林立しており、行くたびに店が入れ替わっていることで有名だ。 ……が、オタクの私に刺さるものは少なく、それほど長く…