2017年華中遠征記録6日目(宜昌→武漢)
当陽を観光した後はバスで宜昌に移り、そこで一泊した。
そういうわけで、6日目は宜昌からスタートだ。
宜昌は三峡下りの拠点として有名だが、今回の目的は猇亭古戦場、すなわち夷陵だ。
関羽を失った劉備は、自ら軍勢を率いて呉に挑む。しかしながら陸遜の計略の前に敗れ、遂には白帝城でその生涯を終える……。蜀ファンにとっては悲壮感漂う名場面だ。
そんな夷陵だが、敷地内の像はかなり気合が入っている。
ただ特に資料館があるとかいうことはなく、雰囲気重視という感じだった。観光客は雨のせいもあったのだろうが筆者一名で、物寂しさを感じた。
宜昌をあとにして向かったのは武漢。
まずは高鉄で漢口駅に入り、地下鉄で町の中心部へ。
宿に荷物を置いて、真っ先に辛亥革命博物館を訪問した。
両岸で尊敬されている数少ない人物であるところの孫文。人民共和国としても毛沢東並みの力を注いで展示を作っているようだ。
この日は雨が強く、上記以外の場所には出向かなかった。
熱干面でも食べに行こうと思ったが、結局宿から出ずに翌日を迎えることとなる。