湯豆腐草堂

主に海外旅行記(ほとんど中国)をまとめていく予定です。不定期更新。

四川・陝西中国史遺跡の旅4日目 ~雨の昭化古城と漢中入り編~

戦慄の夜を乗り越え、チェックアウトを済ませてこの日の目的地、昭化古城に向かう。

南河バスターミナルから宝輪経由のバスに乗り、ガタガタの道を越えて昭化古城へ。

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ここは別名葭萌関ともいい、三国志ファンならばおなじみの場所である。

城壁の中に小さな町があり、人民が生活を営んでいる。

昔の風景を再現したものなのだろう。

城壁と城壁からの眺め

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昭化古城の敷地はかなり広く、見どころが点在している。

まず向かったのは戦勝壩である。

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ここは張飛馬超が一騎打ちをしたと伝えられている場所である。

なお昭化古城の敷地外にもあるそうだが、雨のため捜索を断念した。

次に向かったのは敬侯祠である。

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敬侯とは費禕のことで、ここには費禕の墓がある。

費禕像と費禕

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墓の方は樹木に紛れてかなり見つけにくかった。

この他祠の敷地内には、費禕の一生を描いた絵や三国時代の武器・兵器の簡単な展示などがあった。

また、敬侯祠から戻る途中に竹林があり、そこには蜀の武将たちの立派な像がたくさん立っている。

これは劉備

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これは張飛

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これは馬超

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そして鮑三娘

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関羽がいないところから、恐らく入蜀時のメンバーであろう。

鮑三娘(と関索)がなぜいたのかは謎だが…

因みに鮑三娘の墓も付近にあるそうだが、これも雨のため捜索を断念した。

あらかた見終えたので昭化古城を離れ、宝輪経由で南河バスターミナルに帰還。

昼食代わりにオレオを食す。

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バスターミナルの中はこんな感じ。

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ここからいよいよ四川省を抜けて漢中に向かう。

道中川が大増水していた。

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バスに乗ること3時間、漢中に到着。

省を跨いだせいか、雨が小降りに。

漢中の街並み。

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この日は早めにチェックインし、夕食を済ませた。

夕食の二品。

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追記:ノックがない宿っていいものですね(白目)