湯豆腐草堂

主に海外旅行記(ほとんど中国)をまとめていく予定です。不定期更新。

2016年南巡+北京の旅5日目 南京巡遊編

5日目は中山陵からスタート。

地下鉄で最寄りの苜蓿园站で下車後、キャディーカーの様な車両で山を登る。

到着して少し歩くとこんな感じ

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更に歩くとこんな建物が見えてくる。

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これを潜ると…

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こんな感じで長い階段が現れる。

これを上りきると…

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この建物が目の前に現れる。

これこそが孫中山、すなわち孫文の墓である。

孫文はこの建物の地下に眠っているとか。

因みにここからの眺めはこんな感じ。

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山の上なだけあって結構眺めが良い。

ここから遊歩道を通って明孝陵へ向かう。

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この背後にある山に明の初代皇帝洪武帝こと朱元璋が埋葬されている。

熱心な洪武帝信者なのか、女性が壁の前で平伏していた。

陵墓本体は完全に森である。

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建物の上からの眺めはこんな感じ。

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ここに行きつくまでに小さな土産物屋があったのだが、中には汚い方の洪武帝肖像画が飾られていた。

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明孝陵からしばらく歩くと東呉大帝孫権紀念館がある。

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内部には赤壁の戦いを再現したジオラマ孫権関連の展示が盛りだくさん。

なぜか見学者は自分しかおらず、照明も一部落ちていたが、そこそこのクオリティなので孫権ファンの方は是非どうぞ。

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そしてこちらは記念館横にある孫権墓。

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孫権墓所は、現在では正確な位置はわかっていないが、明孝陵の敷地内に存在するらしい。洪武帝が自らの陵墓を造らせる際、孫権の墓を避けて神道(陵墓へ続く参道)をわざわざ曲げて造ったという伝説もある(実際神道は直線ではなく孫権墓の辺りを大きく迂回している)。

孫権墓を見た後、駐車場に戻るとやたらとかっこいい洪武帝像が。

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三名の墓を後にして次に向かったのは石頭城である。

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ここは孫権の時代に築かれた城壁の一部で、水軍の駐屯地にもなっていた場所だそう。

この石頭城の真上は国防園という名の公園になっている。

ここにはT-34やDF-2Aなど種々の兵器が展示されている。

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南京市民憩いの場とのことだったが、私が訪れた時は誰もいなかった。

みんなもっと来て(懇願)

当初の予定ではこの後に鄭和墓に向かう予定であったが、体力の消耗から急遽南京博物館に行先を変更。

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恐竜の化石から民国時代の街並みを再現した展示室まで、様々な工夫が凝らされており、非常に良い博物館だった。

民国時代の街並み再現コーナーはなかなか力が入っていたのでオススメです。

さて、この日の夜はたまたま南京に来ていた同行者同志と一旦合流して南京大牌档へ。

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美齢粥や盐水鸭を食したが、どれも大変おいしかった。

頼むからはやく日本に出店してくれ。

2016年南巡+北京の旅4日目 合肥・南京総統府編

4日目は合肥からスタート。

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まず初めに向かったのは逍遥津公園である。

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ここは合肥の戦いの激戦地で、魏の名将張遼に関する遺址が多く存在する。

おばちゃんたちが太極拳やらエアロビやらをやっている間を抜けていくと…

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こんな感じで張遼の墓がある。朝ということもあって周囲にはほとんど人がいなかった。のどかなもんである。

この他三国歴史文化館なんてのもあり、何やらVR体験もできたみたいだが、入館料がバカ高かったため今回はパス。

更に公園内を進み池の方に出ると…

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こんな感じの島がある。この島には橋が架かっておらず、ボートを借りて渡らなければならない。

なぜこんな島に用があるのかというと、ここに張遼の衣冠塚があるからである。

2人用足漕ぎボートを借りに行ったら、1人の人は4人用と言われ、4人用足漕ぎボートを1人で漕ぐことになった。つらい。

ボートからの風景。撮影時点で筆者は汗だくである。

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漕ぎ続けること数分、衣冠塚が見えてきた。

漕ぎながら撮影しているので若干写真が流れている。

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上陸した先駆者もいるようだが、ボートが流されると困るので大人しく島を一周して陸に戻った。

さて、池からほど近いところには張遼の像がある。

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めっちゃかっこいい。

この像は南側の入り口から入るとすぐに目に入るのでアクセスしやすい。

逍遥津公園からさらに南下すると歩行者天国がある。合肥の繁華街なのだろうか。

ここには曹操が兵の訓練の際に使用したと伝えられる教弩台がある。

現在は明教寺という寺院と一体化している。

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また、歩行者天国を西に向かうと李鴻章故居がある。

内部には軍艦の模型や清末中国に関する展示パネルが多数。

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ここで孫権張遼から逃げる際に飛び越えたと言われる飛騎橋(小師橋)を見に行くのを忘れていたので逍遥津公園に一旦戻る。

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これが飛騎橋だ。どうやらさっきの歩行者天国付近にもあるらしいが、今回は発見できなかった。

さて次に向かったのは包公園である。

ここは宋代の名裁判官包拯の墓や関連施設がある、ちょっとした公園である。

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この墓は何と墓室に入ることができる。ガラス越しではあるが、包拯の棺を見ることができるのだ。

こっちはゴールデン包拯像。

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この後路線バスに乗って合肥南駅へ移動。今では地下鉄が完成し(訪問時は建設中だった)、合肥駅と合肥南駅が繋がっているようだ。

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相変わらずデカい。

ここから鉄道で南京まで移動。

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南京に着いた。まだまだ明るい時間帯だ。

地下鉄を駆使して総統府へ向かう。

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ここは南京国民政府の総統府が置かれていた場所で、太平天国が南京を支配していた頃は天王府でもあった場所である。

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この前庭を進むと…

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こんな感じで総統府ゆかりの人物たちが時代順に並んでいる(太平天国→清末の将軍→孫文ら→蔣介石ら→蔣介石と周恩来→劉伯承と鄧小平ら解放軍の将校たち)。

皆ここを歩いたのだろうか。

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太平天国関連の展示も充実している。

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この他孫文肖像画や像、蔣介石の肖像画まであり、台湾かと錯覚するほど孫文力(?)が高かった。

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総統府をじっくり見て回っていたら日が暮れてきたため、この日の観光はここまでとした。

2016年南巡+北京の旅3日目 天安門編

3日目は手始めに毛主席紀念堂を見学。

毛主席紀念堂の外観はこんな感じ。※1日目に撮った写真

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中に入るには脇にある荷物預り所に手荷物を全て預けた上で入らねばならず、当然中も撮影禁止。

内部では立ち止まることも許されない。かなり荘厳な場所である。おっちゃんが思いっきり携帯鳴らして注意されてた。

ここには毛沢東の遺体が永久保存されており、その姿を今でも見ることができる。

中国近代史を趣味にしている身としては、なかなか興味深い場所だった。

お次は天安門

天安門も入場料を払い、荷物を預ければ上に登ることができる。

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ここを抜けて…

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この階段を上ると…

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こんな感じだ。

広場が一望できる。何だか指導者になった気分を味わえる。

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せっかくなのでそれっぽい写真を撮ってもらった。

楼の内部にはちょっとした展示があるが、こちらは撮影禁止だった。人民たちはめっちゃ撮ってた。

この後は軍事博物館に行ったのだが…

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残念ながら改装工事中だった。今年にリベンジしたい。

というわけで急遽円明園へ向かう。

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だだっ広い庭園で、中には船も走っている。

ここに来た目的はこれだ。

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アロー戦争の際、英仏連合軍に破壊された庭園の残骸である。

隣に復元されたものも造られていた。

園内にあった謎の像

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さて、これをもって北京観光は終了。

私は同行者同志と一旦別れ、単身空港へ向かった。

ここからはしばらく独りである。

空港にて昼飯

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国内線で合肥に向かう。

機内にて隣に座った中国人の兄貴と談笑しつつ、数時間で合肥に到着。

兄貴はなぜか降りるときにCAに止められていた。

機内食真ん中上のジュースのカップを開けるのに手間取って兄貴に笑われたのは秘密

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到着したころにはとっぷり日も暮れていた。

空港を出たところでタクシーを拾い、宿へ直行。

3日目が幕を閉じた。

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2016年南巡+北京の旅2日目 長城・故宮編

さて、2日目である。

この日は朝から八達嶺長城に向かった。

バスに揺られること1時間(うろ覚え)、降車地点から少し歩くと入り口が見えてくる。

長城入り口。この先商店街と化した通路を抜けると長城に行ける。

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同行者同志と相談した結果、傾斜のゆるい方へ行くことにした。

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いやどこがゆるいんですかね…(困惑)

傾斜がきつい方はどうなっていたのか、いずれ再訪してみたいものである。

登りきった後はロープウェイに乗って一気に下山し、駅へ。

丁度電車が出る間際で、慌てて乗り込んだ。

混雑する車内

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北京市街帰還後は故宮博物院へ向かう。

映画「ラストエンペラー」で溥儀が出られなかった門を潜ると…

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まさに壮観である。

紫禁城は大変広く、すべては回り切れなかったが、ラストエンペラー好きとしては涙不可避であった。

どうやら外国の軍人?が来ていたらしく、一部規制もあり混雑していた。

玉座。流石に現在は入場は出来なかった。

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この日はこれで観光を終え、夕食へ。

夕食は乾隆帝命名したという焼売の名店・都一処。

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そこまで高価でなく、非常においしい焼売が食べられるので、北京に行った際は是非(またしてもダイマ)。

こうして北京2日目が終わった。

2016年南巡+北京の旅1日目 首都初上陸編

お久しぶりです。湯豆腐です。

本日から、去年の北京・安徽・江蘇・上海旅行の模様を書いていきます。

がんばって完結させますので、気長にお待ちください。

というわけで帰省旅の始まりはいつもここから

関西国際空港である。

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※参考

2015年出発前の写真

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実は今回は大学の友人と一部行程を共にした。

そういうわけで、この時点では2人である。

2人して飛行機に乗り込み、3時間程度で北京へ。

雷鋒同志がお出迎え

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正午過ぎに到着したので、日没まで簡単に北京市内観光へ。

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景山公園である。紫禁城の裏手にある公園で、丘の上まで登れば紫禁城が一望できる。

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ここには、明朝最後の皇帝・崇禎帝が李自成の乱の際に自害したと伝えられる場所がある。

上の写真のように記念碑が建っている。

景山公園頂上からの眺め

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結構階段を上ることになるので、行かれる方はお覚悟を。

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景山公園から出ると正面に紫禁城が。

この日は外周を歩いて午門へ向かう。

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映画「ラストエンペラー」好きにはたまらんですね。

この日は入城せずこのまま天安門へ。

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でっけえなあオイ。

テレビでよく映るところに来るとやはり感動する。

脳内BGMは「我爱北京天安门」。

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道路を渡って天安門広場へ。

広い。ただただ広い

人民英雄紀念碑もでかい

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紀念碑の奥には毛主席紀念堂が

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この日は既に閉館していたのでスルーして後日入場とすることに。

この後一旦宿にチェックインし、休憩してから大柵欄へ。

夕食は便宜坊で北京烤鸭。

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店員さんが目の前で調理してくれる

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この日私と同行者同志は、中国特有の料理の量を見誤り、満腹を通り越して苦しくなりながら便宜坊を後にしたのであった。

北京烤鸭は大変おいしかったです。リーズナブルなのでオススメです(ダイマ)。

シン・ゴジラ感想

はい、恒例の映画感想垂れ流しのお時間です。

今回はシン・ゴジラの感想です。

ヒトラーの時と同様、時系列無視で垂れ流しますのでご了承ください。

それでは始めます。

以下ネタバレ注意

・特撮映画は物心ついてから初めて観たんですが、ここまで絶望感があるとは…ずっと口開いたまま観てました

・「巨神兵東京に現る」に似てるなぁと思いました(中盤官庁街をゴジラが焼き払うシーンなど)

・前半は総理大臣に感情移入してたので、ヘリ撃墜後はちょっと混乱しました(その後矢口に移入)

中村育二氏演じる大臣(?)が「やったか?!」って劇中二回ぐらい言うんですけど、フラグ立てんな以外の感想がなかった

自衛隊による総力戦はやっぱり迫力あってかっこいい

・でも総力上げても敵わないあたり、自衛隊の限界みたいなところが見えてしまった

・地下は最強。オレ、オボエタ

・ただ、米軍の地中貫通爆弾が出てきたときは、矢口死んじゃうんじゃないかとヒヤヒヤした

・B-2を木っ端微塵にするシーンはゲキアツですね

・劇中のアメリカの、「居るのはわかってるけど直接姿は現さない」みたいなスタンスがまさにアメリカって感じでしたね

対馬沖で不審な動きって確実に…そこら辺も極めて現実的

・縦割り行政をがっつり皮肉っていくスタイルはいいと思います

・尾頭さんこそ真のヒロイン

・新幹線爆弾で陽動からの無人在来線爆弾突入の流れが美しすぎる

・そして「無人在来線爆弾」とかいう言葉のパワー

・鎌倉上陸時や東京駅付近での戦いは観てて、「遺産を壊さないで~」って感じでした

・血液凝固剤投入車のクレーン?かなんかの名前が「アメノハバキリ」。センス良すぎる

・序盤のゴジラが市街地に上陸するシーン、完全に東北の津波の映像

・最後は希望ある感じで終わるけど、「映画はハッピーエンドですが、実際にゴジラが現れたらこの国は、あなたは対処できますか?」って問われてる感じがしました

・最後のシーンでゴジラの尻尾に現れた人型は、私は放射線で死んだ人たちかなぁと思います

・全体的に怖かったですね。自分が避難してる立場だったら…とか考えながら観てたので

・実写版エヴァ、もっと言うと実写版ヤシマ作戦って感じでした

・矢口も「福音」って言葉使ってましたし…

マフィア梶田氏の存在感

・怪獣相手だけどしっかりカモフラージュする自衛隊

古田新太氏や小出恵介氏を端役で使う豪快さ

・東京駅での最終決戦、あれ確実にすぐ近くの「あの区域」にも被害出てますよね…やっぱりいくら踏み込んだ作品でも触れられないんですね(だから悪いとかいうつもりはないです)

・鎌倉からのゴジラの進撃ルートの詳細は不明ですが、あれ確実に鶴岡八幡宮蹂躙されてますね…

・「人知を超えた完全生物」→カーズか?

自衛隊員がやられると何とも言えない気持ちになりますね。これ多分帝国陸軍とかだったらここまで苦しくはならんと思います

今のところはこのぐらいでしょうか。

また思い出したら加筆します。

それでは。

帰ってきたヒトラー感想

はいどうも、お久しぶりです湯豆腐です。

前回、香港旅行の模様を掲載すると言いましたが、あれは嘘だ。

はい、すいません。いや、いつかやろうとは思ってるんですけど、今回は先日観に行ってきました「帰ってきたヒトラー」の感想を、忘れないうちに書いておこうと思いましてね…

ということで、「帰ってきたヒトラー」の感想を羅列します。時系列バラバラですが、そこはご愛嬌ということで。因みに原作は未読です。

以下ネタバレ注意

・ボルマンやらデーニッツやら固有名詞がそこそこ出てくるのにニヤリ

・現代ドイツの政治家(メルケルとか)もバンバン写真・名前出す。ヒヤヒヤする

・実際に政治家も出演します(保守政党の党首とか)

ヒトラー緑の党に共感してましたが、ああ言われてみれば確かにという感じ。健康も利用しますからねナチは。環境政党とも親和性高いだろうなあと

・犬射殺するしそのことで叩かれて一時番組降板するけど、不祥事を上回る成功を収めれば不祥事なんて吹っ飛ぶんやでってことを体現かつ表現してるのはブラックですね。メディアってそんなもんやでって言ってるみたい

・クレマイヤー嬢かわいい

・ドイツ市民にインタビューしてる場面はほぼアポなしみたいですが、意外とヒトラーは忌避されてないんですね。もちろん保守的な意見をピックアップしてるのでしょうが、それを差し引いても「一般大衆の」声とヒトラーの思想の一致具合がまた…

・唐突に挟まれる某映画のパロディ。劇場大笑いでした

・最後の方のザヴァツキが病院から飛び出してビルの屋上からヒトラーが落ちるまでのシーン、恐らくザヴァツキが病院を飛び出したあたりまでが現実なんでしょうね。そこから後が撮影なんだと思います

・で、ザヴァツキは隔離病棟に入れられるわけなんですが、これがもう「皆騙されてるんだ!」って叫ぶ人の末路なんだなぁと。正直怖かったです。

・というか人間ってみんな心の中にヒトラー飼ってるといってもいいんじゃ…って思わせられる映画でした

・クレマイヤー嬢かわいい

・初出演番組でなかなか喋らなかったのは「意志の勝利」かなんかの演説と同じじゃないですかね

・「教育で飽きるほどやってるからヒトラーは復活しない」って考えが甘いんだよなぁ…

・移民排斥を訴える映像など、最近の映像を最後に挿入してましたけどあれは蛇足かなぁと個人的に思いました

こんなもんですかね。追記あったら随時していくことにします。

ではでは。